huge ceramics 堀内大輔

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どこか懐かしいポップなカラーで、スタッキングできる。そんなマグカップやボウルが人気の陶芸作家・堀内大輔さん。針葉樹林と畑に囲まれた山小屋にある「huge ceramics」(ヒュージ・セラミックス)は、スキー場と日帰り温泉施設が目の前にあり、遠くには八ヶ岳の雄姿も望むことができる、信州贔屓にはたまらない立地です。

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無我夢中で続けていたら いつの間にか陶芸家に

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工具類と焼き物の道具が共存するガレージな工房

工房を訪ねると、豊富な工具やモトクロスなど、作陶と繋がらないものたちが目に入り、「?」が浮かびます。
「ここはガレージだったんです。父はレーサーで、僕も子どもの頃の夢はモトクロス選手でした。陶芸家を目指し始めたきっかけは、父が経営する輸入中古車販売業を辞めるための口実でした。自動車の会社を整理してからは、シイタケの原木栽培をしながら半農陶芸家と名乗ったり。3・11の震災で原木の入手が難しくなり、シイタケもやめることになってからは、出稼ぎしながら無我夢中で陶芸を続けていました 」

初対面でもなぜか懐かしい。プロダクトと和の組み合わせ

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厚めにろくろを引いて半分の薄さに削り出す練り込みのマグ

二色の土が渦の模様を描く練り込みのシリーズは代表作のひとつ。
「陶芸は”土を殺す”と言って、何度も土を練ってクセをなくしていくんですが、その工程をすっ飛ばして無茶しているのが、練り込みシリーズです。僕は師匠がいないので、自分で試行錯誤をしながらやってきた部分があって、それでたまたまできた、と言うとかっこ悪いんですけど(笑)」

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歌手のCharaさんも愛用する人気のカラーシリーズ。緑・紫・水色・黄色・紺色の5色があり、スタッキングできる

もうひとつの代表作であるカラーのシリーズは、ポップな掛け分けが目印。同じ器の全色勢揃いしたところを見ると、新品のクレヨン一式を手にした子どものようなワクワク感が湧いてくる。
「一年滞在していたカリフォルニアの陽気な雰囲気も反映されているのかな。練り込みも掛け分けも日本古来の手法なのですが、もともとアメリカのダイナーにある食器やプロダクトが好きなので、その影響もあります。最新作のドットシリーズでは、鈑金塗装のノウハウを使っていたり、これまでにやってきた仕事や経験は、今すべて役に立っているな、と思っています」

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売り方も作り方も試行錯誤。支えてくれる家族に感謝

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「中古でもパワーがある」ろくろで、ご飯茶碗を作る

「僕の場合は、何にも影響されていないからこそ、売り方も作り方も試行錯誤しながらできる。それがおもしろい方向に転んでいるのかな、と思っています。続けていて良かったなと思います。続けさせてもらっ ている家族と妻には感謝です、本当に」
最近は、SNSを通じて東京のセレクトショップと取り引きが始まったりという予想外の展開も。
「忙しい時ほどカレー作りに凝ってしまうんです。少しずつタッパーに入れておけば奥さんにも食べてもらえるから」という堀内さんのSNSでは、自分の器にお手製の料理を盛り付けた写真も。使い方のイメージが広がって楽しいので、ぜひご覧あれ。

<堀内 大輔(ほりうち・だいすけ)さん プロフィール>

1978年 長野県下諏訪町生まれ。諏訪市在住

1996年 長野県松本第一高校卒業、民藝コースにて陶芸を専攻
1998年 渡米、カリフォルニア州に滞在

2003年 帰国後、富士見町に工房を築く

2012年 めし椀グランプリ展入選
全国の若手陶芸家が集まるグループ「陶ISM」に参加。2016年から「八ヶ岳クラフト市」の運営委員も務める
huge ceramics

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